2024年05月 : 競馬：1日1レース限定の厳選競馬予想(勝負の１鞍)

秋華賞は7番枠からまずまずのスタートを切り、そこからは軽く促しつつ進めるも出脚はイマイチで中団の中目からの競馬となりました。そこから向正面にかけてじわっと下げつつ中団やや後方から３角に入り、4角でも中目で包まれて外から各馬が動いていく中でかなり遅れて外への誘導で後方に下げて直線に入る恰好となりました。

直線序盤の反応が苦しく中団列となり、L1でトップスピードに乗ると最後は違いを見せて伸びてきましたが1馬身差の2着までとなりました。

秋華賞に関しては岩田騎手の馬群に突っ込む癖が悪い方に出た内容と言え、まともならG1でも互角に戦えるパフォーマンスを示しているだけにここは上位評価の1頭となります。

東京新聞杯は大きく出遅れてリカバリーに脚を使い、最後は本来の鋭さを発揮できずに6着に崩れましたが、ローズＳがＪＲＡレコードで負かしたブレイディヴェーグがエリザベス女王杯を勝っており、秋華賞ではリバティアイランドを上回る上がりで２着に好走できているだけに力はＧ1級と言え、まともなら勝ち負け必至の1頭と言えます。

先週の会員様情報結果

日曜日

東京１１レース

ＮＨＫマイルカップ

１６ジャンタルマンタル

前走の皐月賞まずまずのスタートを切った後は促しつつハナ争いに絡む勢いで進め、最終的に少し離れた３番手の外を確保できていました。

道中も前のメイショウタバルが単騎逃げで引っ張る中で離れた３番手で進め、58秒台半ばぐらいで入って３角に入り、3～４角でも前のメイショウタバルに対して外からじわっと仕掛けて４角出口で捕えて先頭に立ち、直線序盤で渋太く伸びてL1でそのまま振り切りにかかりましたが最後は外の２頭に差される形でクビ＋半馬身差での３着となりました。

ここでは４着のアーバンシックに対して１馬身半差で振り切れており、前目で残れたというのも高く評価したい材料と言えます。

L2の地点で抜け出す余力があり、ラップ的にもこの流れで一脚を使っているだけに、パフォーマンス的には高い評価が必要な1頭と言えます。

１４アスコリピチェーノ

新潟2歳Sは初戦と同じように出負けしていましたが、外を回りながらも折り合って直線は逃げ馬を目標にして2ハロン標から追い出し、最後は左手前に戻して差し切りました。

このレースは道中で外を回すロスを考えれば着差以上の完勝と言え、2戦目までは左回戦でも左手前でかなりの加速を見せていましたが、右回り戦となった阪神JFでは中団の外に誘導しながらしっかり流れに乗って3角に入り、3～4角でも前のコラソンビートを目標にしながら中団で直線に入ると、直線序盤でコラソンビートの内から左手前に替えてから渋太く伸び、その後も手前を替えつつ伸びて内から伸びてきたステレンボッシュをクビ差で振り切っての勝利となりました。

前走の桜花賞は、前半と4角出口で外に張られて置かれる場面がありましたが、阪神牝馬Sと比べても遜色ないレベルのパフォーマンスをみせていただけに、時計的にもラストのラップも高いレベルでまとめている中での2着だけに前後半が速くて中弛み気味、という中で高いパフォーマンスを既に示している馬の中では最上位の存在と言え、全体平均・自身後傾でも後半しっかりと伸びてきている同馬は信頼しやすい1頭と言えます。

６ロジリオン

３走前の京王杯２歳ステークスは、スッと控えて中団やや後方のインで折り合いに専念し、直線半ばで前が詰まってワンテンポ仕掛けを待たされる場面があり、勝ち馬の直後から馬群を捌いてメンバー最速の上がりでクビ差まで迫って２着に好走しました。

ここはスムーズなら勝ち切れていた内容と言え、勝ち馬のコラソンビートは次走の阪神JFでアスコリピチェーノとコンマ２秒差の競馬をしていただけに、そことの比較でもここで十分に戦える目途は立てている１頭と言えます。

前走のファルコンSは17頭立ての差内枠となり、中位のインで動きにくい形となっていただけに悲観する5着ではありません。

能力的には通用する馬だけに、前走の敗戦で人気が落ちるここは狙い目の1頭と言えます。

５ボンドガール　

前走のNZTは厳しい淡々とした流れの中で上手く立ち回って２着を確保しており、パフォーマンス的には一定の評価が必要です。

前走は稍重馬場で時計もかかっており、タフな競馬の中でも崩れなかった点は評価できます。

ただ、後半で決め手の違いを引き出すことは出来ず、前後半で総合的にそれなりにやれたというレベルのパフォーマンスと言え、マイル戦としては時計が掛かる中でパワー型スピードと後半のポテンシャルが問われる競馬になっていました。

この一戦だけでは何ともだが、ボンドガールは個人的にはワンターンの1800ｍぐらいの方が戦いやすいイメージがあり、前半で質的に無理ができない印象があるだけに45-45レベルの平均ペースになった場合には崩れる可能性もあるだけに、今回は妙味が無い1頭と言えます。

危険な人気馬５ボンドガール（3番人気17着）を切り捨て、上記情報馬からの馬連3.6倍、3連複25.4倍ダブル的中となりました。

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2013年秋のＧ１レース結果
１２戦９勝で１０７５万円獲得となりました。