競馬：1日1レース限定の厳選競馬予想(勝負の１鞍)

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日曜日の勝負の1鞍
オークスの結果
（3倍額大勝負レース）

本日のオークスで買いたくない馬
★サングレアル
前走は開幕週というアドバンテージを考えても先行馬には辛いラップでしたが、そこで２着に残れたブランネージュの方がパフォーマンス的には上です。
前走のラスト1000ｍのラップ推移は12.0-11.8-11.5-11.5-12.0で、ラスト1ハロンは5はかなり落ち込むタフな競馬となりました。
この流れをロスなく進めてラスト1ハロンで伸びてきただけで、トップスピード面はそこまで評価ができません。
また、ポジショニングが良いタイプはない上に真ん中より内目の枠のため、ポジションを押し上げるタイミングが難しくなりそうです。
前走は仕掛けが早かったためにラスト１ハロンが落ち込んできた事が好走の要因ですが、オークスは長距離を意識して仕掛けどころが遅くなるため、ハープスターよりもトップスピードで見劣る馬がコーナーでペースが上がりにくい地点で置かれてついていけないパターンがリスクとして生じます。
評価的にはハープスターにはもちろん、ブランネージュやヌーヴォレコルト、サングレアルに次ぐ評価となり、人気先行しているだけに妙味が感じられない1頭となります。




★場体重４９０キロ以上の馬
オークスの過去10年間で場体重が490キロ以上の馬の成績を以下に並べます。

04年　該当馬なし
05年　エイシンテンダー5人気4着490キロ
06年　フサイチパンドラ5人気2着494キロ、ヤマニンファビュル16人気17着492キロ
07年　ミルクトーレル13人気8着500キロ、ザレマ2人気10着522キロ
08年　ソーマジック3人気8着490キロ、ライムキャンディ10人気12着506キロ
09年　該当馬なし
10年　オウケンサクラ3人気5着490キロ、モーニングフェイス12人気8着494キロ、トレノエンジェル13人気12キロ492キロ
11年　該当馬なし
12年　該当馬なし
13年　該当馬なし

06年のフサイチパンドラただ1頭のみが馬券に絡んでおり、490キロ以上の馬は初めての距離となるマラソンレースで苦戦しています。
今年、490キロを超えそうなのは、５バウンスシャッセ、６パシフィックギャル、１８エリーザベストの3頭。

ただ、490キロ以上のフサイチパンドラが馬券となった06年は特殊な年で、逃げたヤマニンファビュルが両サイドから来られたためにハミを噛んで引っかかってしまい1000ｍ通過タイムが58.1秒のオーバーペースとなり、2番手以降は平均的な流れとなりました、さらに4人気のコイウタが３コーナーで故障発生となり、その直後にいた馬たちが
思い切り手綱を引っ張る不利がありました。
ロスなく内に入れたい馬も、故障したコイウタがいたため、内に入れられず、思うようなレース運びができずに結果的に３コーナーでコイウタよりも前にいた馬達（３コーナー8番手以内）で決まったレースとなりました。

この年は後方から追い込みが利かず、前の馬がかなり有利なレースとなり、１～３着馬の場体重は４８４キロ（カワカミプリンセス）、４９４キロ（フサイチパンドラ）、４８８キロ（アサヒライジング）の重量級の馬が上位を独占する特殊な年となりました。

過去10年の3着以内の場体重
04年　430,446,430
05年　460,470,426
06年　484,494,488
07年　456,444,432
08年　462,432,440
09年　446,484,462
10年　470,460,456
11年　456,436,452
12年　460,432,458
13年　478,460,432

06年を例外の年と考えると、場体重470キロ以上の馬が厳しい結果となります。
06年を除く過去09年間で472キロ以上で馬券になったのは9年レッドディザイア（484キロ2着）、13年メイショウマンボ（478キロ1着）

04年には478キロの桜花賞馬ダンスインザムードが1.4倍の支持を集めながらも4着に敗退、
07年には474キロの桜花賞3着馬のカタマチボタンが4人気13着に敗退
09年には486キロのディアジーナが3人気5着に敗退
13年には486キロの桜花賞馬のアユサンが3人気4着に敗退

このラインまでの馬体重を危険ラインとすれば、木曜日の調教後の場体重が４８２キロまで増えていたハープスターにとっては良いデータとはいえません。

ハープスターについては、会員様専用情報で公開させていただきました。